ご無沙汰しております。実に約2年ぶりにブログを書きました(^_^;)
今後このブログでは、店舗の商品で何かを作ってみて、その結果をご紹介する記事をメインにしていこうと思っています。何かリクエストがありましたら、何なりとご連絡ください。今回は前からやってみたかった「クリスタルレジン」に挑戦してみました!
何となく難しそう、これがクリスタルレジンに対してのイメージでした。しかし実際にやってみると意外にカンタン!でしたので、自分でやってみた工程をご紹介いたします。
<注意>クリスタルレジンは製作上危険が伴う場合がありますので、作られる方は取扱説明書をよく読み、十分ご注意のうえ製作するようにしてください。
【準備編】今回はクリスタルレジン300gセットを使用。このセットには、主剤(200g)と硬化剤(100g)、ポリカップ1個、かくはん棒が入っています。(なお、内容量によってセット内容は変わるので注意が必要です。例えば75gセットにはポリカップは入っていません。)
この他に必ず必要なものと言えば、はかりです。容積ではなく重さで主剤2に対し硬化剤1を混ぜる必要があるので、0.1g単位で測れるデジタルはかりがとっても便利!今後やりたい発泡ウレタンにも必要なので、ホームセンターからクッキングスケールを購入しておきました。
また、終わった後に洗う方法がわからないので使い捨てにしようと思い、付属のポリカップは使わずに、別にプラスチックカップ(以後カップ)を買ってきました。これならそのまま廃棄すればよく、洗う必要はナシ!他にはレジンに使える型と、使い方は後で説明しますが、ドライヤーとつまようじを用意しておきました。
今回使った4種類の型のうち、上の2つはやや大きめの型で、右下2つはパジコのソフトモールドです。左下はクッキングスケールとプラスチックカップ、そして今回は使いませんでしたが、かき混ぜ用にと買ってきたプラスチックのスプーンです。
【開始!】まず、はかりにカップを載せ、重さを測ると5g。これを総重量から引く必要がありますが、今回使ったはかりはカップを置いたまま「0表示」ボタンを押すと、カップが載っていても0gになるので、カップの重さを考えなくてもOKでした。(普通はかりには付いている機能なのでしょうか?)もし「0表示」が出来ない場合は、カップ分を引いて計算してください。
カップを置いて右下のボタンを押すとゼロ表示に。
続いて計量しながら主剤を投入。主剤は思ったより粘っこく、水あめのような感じです。切れが悪く戻りも悪いので、うまくやらないと栓のところにたまりそう。これで思い通りの重さになるか不安でしたが、やはり少しオーバーしてしまいました。とりあえず硬化剤で調整するとして40g程をカップに入れ、残りはしっかりと栓をしておきます。
ここで主剤に色付け。レジン専用カラーのブルーを入れてみます。レジン専用カラーはボトルに入っている時はかなり濃いめの色ですが、主剤40gに対してブルーを1滴だけ入れてかき混ぜると、いい感じの透明なブルーに!
次に硬化剤の計量です。初めてなのでキチンと計量しようと思い、別のカップに硬化剤を入れていきます。するとこちらはサラッサラ!感覚が違いすぎて、あっという間に一気に25gまで入ってしまいました。そこで主剤の方をもう10g足し、主剤が50gとなったところで、いよいよ硬化剤を流し入れます。
【混ぜる】かくはん棒でしっかり混ぜていきます。この時によくかき混ぜないと、硬化不良になる恐れがあるそうです。当然ながら、混ぜれば混ぜるほど気泡が出てしまうですが、気泡対策については、「つまようじで気泡をつぶしていく」や「ドライヤーの温風」などの対策を聞いていたので、型に入れた後でそれをやってみることにします。
【型に入れる】レジン用の型に入れます。用意した型は準備編にあった4種類。今回用意した型は大きめサイズなので、注ぎ口のないプラカップでも大丈夫でした。なお、小さめの型の時は注ぎ口のある容器や、さらには注射器などがあれば細かい調整ができて便利です。(注意:ゼリービーンズなど、型によっては注入する時に注射器が必要なものもあります。)
型に流し込みました♪
【気泡について】入れたレジンをよく見ると気泡がいっぱいです。そこで、先ほどのつまようじとドライヤーを試してみます。結果は、多少は効果があるかな、という程度でした。(やり方が悪いかもしれません。)つまようじで気泡のあるところをつぶしていくと、なくなることもあれば、あまり変化がないことも。またドライヤーの温風を当てると、いくらかキレイになりますが、気泡がなくなるわけではありませんでした。(なお、ドライヤーの場合は、温風が強いとレジンごと吹き飛ばしそうになるので、風の強さにはご注意ください。)初めてなので私はそれほど気にならなかったのですが、何かいい方法をご存知の方は今後のためにも教えてください。
【後は待つだけ】全ての作業を終え、後は待つだけです。硬化まで1日かかるとのことなので、何も知らない人が持ち上げたりしたら大変!なので、「さわるな危険!液体の恐れアリ」の紙を添えておきました。温度は20〜25度がいいらしく、高すぎると反応が激しくなって熱を発することがあり、低いと反応が鈍く時間がかかるとのことです。まだこちらではストーブを使っていて、ストーブを切れば当然20度には遠く及ばない今日この頃、時間はかかるかもしれません。
翌日、20時間くらいに経ったので、少し早いかなと思いつつ、型を揺らしてみました。表面が動かなかったので取り出そうとすると、グニャ〜っと溶けかかったアメのようになり、表面に指紋がべったりと!!!硬化不良か?!と心配しましたが、さらに時間をおいた翌々日にはしっかりと硬化していたので、温度の関係で硬化が遅れただけのようです。何はともあれ、初めてのクリスタルレジンでパーツがいろいろ出来ました
出来上がり!右側にあるのはレジン専用カラーのブルーです。
posted by 管理人 at 15:19| 新潟 ☀|
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