2006年07月27日

夏休みキットシリーズ第1弾!

こども望遠鏡

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超カンタン!な手作りでできる望遠鏡のキットです。
この「こども望遠鏡」のキットは、4種類の長さの筒・大小のプラレンズ・レンズ取付け用の紙2枚・A4用紙1枚がセットになっています。

使う道具は、「はさみ」と「セロテープ」があれば作れます!
絵や色を塗って、世界で1つだけのオリジナル望遠鏡を作るのもいいですね。
作り方は、ていねいに取扱説明書の書いてありますので、心配はいりません。

A4用紙を切るところでは、切り分けた2つともに使いますので、うっかり小さいほうを捨てたりしないようにご注意ください。
ピントを合わせるスライド部分は約6〜7cm程度ですが、十分にピントは合います。

出来あがり写真

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この望遠鏡はケプラー式と呼ばれるもので、像はサカサマに映ります。
星を見るにはあまり問題ないかと思いますが、双眼鏡の代わりにはなりません。

取扱説明書には望遠鏡の倍率についての説明もありました。
ふむふむ・・・望遠鏡の倍率は対物レンズの焦点距離を接眼レンズの焦点距離で割れば出てくる・・・と。このキットでは、それぞれの焦点距離を入れて計算すると、220/46=4.78 となり、倍率およそ5倍の望遠鏡が出来るそうです。

この「対物レンズ」と「接眼レンズ」はなんとなく字から想像できそうですが、焦点距離って何だったっけ?とか、どうしてこの望遠鏡はサカサマに映るのか?など、望遠鏡のしくみはなかなか作るだけではわかりませんよね。

しかし、そんなときはYAMACAさまが運営されている、こちらのサイトを見ればスッキリ納得!

 星を見る道具の工房

望遠鏡の基本的な原理がていねいに解説されています。
作り方も「こども望遠鏡」と同じ原理の簡単なものから、超本格派仕様の望遠鏡まで掲載されており、望遠鏡の情報が満載のサイトです。ぜひ一度ご覧になってください。

最後に「星を見る道具の工房」さんのサイト内にある注意書きを掲載いたします。決して事故の無いように、特にお子様と工作する場合は十分にご注意ください。(以下引用部分です。)

<注意>
レンズや望遠鏡を通して絶対に太陽をみないでください。
目を傷め、最悪の場合、失明の危険さえあります。
お子様に工作させる場合には、虫めがねで黒い紙を焦がせて見せ、なぜ危険であるかを説明してあげましょう。
理由もいわずに禁止すると、必ずやってしまうのが子供というものですから。
posted by 管理人 at 18:52| Comment(0) | TrackBack(1) | モノを作る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

その後の「道路交通法改正」

このブログで意外とアクセスのあった記事に「道路交通法改正による駐車違反の変更点」があります。
その後、現職の警察交通課の課長による、駐車違反に関するセミナーを受講する機会もありましたので、多くの皆様のご期待に応えて(?)最新情報をまじえてお伝えしたいと思います。


・駐車違反

民間監視員は2人1組で行動し、デジカメ付携帯端末で、取締りを行っています。違反車両等の写真を撮り、携帯端末から情報を送信したのち、ステッカーの発行という段取りになっています。

tyusha 0000.jpg

写真のようなステッカー(注:私が捕まったわけではありません。セミナーのときにもらった見本です。)、テレビなどでご覧になった方も多いでしょう。このステッカーをぺタリと張られてしまえば駐車違反が成立。ということは逆に民間監視員が違反車両を見つけて写真を撮っていても、ステッカーさえ張られる前に戻って車を動かせば良いわけです。

・停車って?

さて、まずは基本的なことから。駐車禁止区域で対象となるのはあくまで、「駐車」車両であるということ。そう、「停車」車両ならばOKです。「停車」とは、5分以内の人の乗り降りや、荷物の運搬のこと。ただし、あくまでも5分以内が条件となります。

 停車と駐車

運送・宅配業者は、5分で間違いなく荷物が運べるという保証はないので、苦労をしているわけです。

また、例えば店の前に車を止めるとき、店内から車が見えるところに置いておくという手もあります。
違反車両を発見されても、ステッカーを張られる前、すなわち手続き中に車を動かせばよいので、民間監視員が来てから速やかに動かせばOK!!でも、気づかずに違反を取られればもちろんアウトです。この手もあまり頻繁に使っていると、民間監視員に目を付けられるかもしれませんのでご注意を。

・他人の車のステッカーはがしてしまった場合

この駐車違反のステッカーは簡単にはがせるものです。違反車両に全く関係ない人が、ステッカーを勝手にはがしたりお持ち帰りすれば、当然処罰されます。飲み屋街で飲んだ後、調子に乗って他人の車のステッカーをはいだりするイタズラは、後悔する結果になるので絶対にしてはいけません。

もちろん、自分の車に張ってあった場合は、観念して思う存分はがしてください。付けたまま運転するのはかえって危険です。

・盗まれた車両で駐車違反を取られた場合

こんなケースはほとんどないでしょうが、この場合はもちろん支払う必要はありません。
ステッカーを張られても出頭しないで放置しておくと、「放置違反金仮納付書」と一緒に「弁明通知書」という書類が送られてきます。盗難車両の場合は、これらの書類が届いて初めて違反駐車の濡れ衣をかけられたことを知るわけですが、この弁明通知書にその旨を書いて提出すれば回避できるわけです。
違反金よりも、盗難車両の被害のほうがイタそうですが・・・

・出頭率が激減

これは例の、出頭するとドライバーは1点減点+罰金、出頭しないと車の持ち主から減点ナシで罰金回収のシステムが災いしていることを物語っています。これを機会に駐車禁止は減点ナシにしてはどうかと思いますが、いかがでしょうか?

・郵便小包車両

郵便車両は駐車禁止対象外でしたが、ゆうパックなどの小包を運ぶ車両については対象となることに決まりました。これは、民間の宅配・運送業界からの不公平是正を求める声が大きく、郵政民営化の時点で対象とする予定でしたが、前倒しで実施することが決まったものです。これにより、郵便局も小包では同じ土俵に立つことになります。(ただし、小包以外の郵便配達車については対象外)

・運送業者問題

運送業者は相変わらず頭が痛いところではないでしょうか。ところで、北海道ではこんなカードが配布されているそうです。

「荷さばきルールを守ろう宣言カード

あくまでも駐車許可証ではないのですが、区域限定で20分以内ならOKだとか。
このような区域・アイディアはもっと広げても良いように思います。

・私と駐車禁止(昔話)

むか〜しむかし、私が車に乗りたての頃、駐車禁止のところにちょくちょく止めていたことがありました。よく取締りをやっている場所にも関わらず、昨日取締りをしていたから今日は大丈夫だろうと、タカをくくった私に天罰(?)はしっかりと下されました。懲りた私は、それから路上駐車は極力避けるようにしています。


今回の改正により迷惑駐車がかなり減り、特に都市部では渋滞がかなり緩和されているようです。今後も状況に合わせた法律の変更は必要かとは思いますが、大きなトラブルもそれほどないようで、大きな意義のある改正だったのではないかと思います。
posted by 管理人 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

イタリアが6大会ぶり24年ぶりの優勝!

決勝当日、「今日は絶対に見よう」と意気込んで早めに寝る。
かなり暑くて眠れないものの、うとうとして目を覚ますと3時前。
まだ少し早いと思って1時間寝て、4時前に起床。
フランスを応援するぞと、TVのスイッチを付けると、ジダンのPKとイタリアのコーナーキックからのゴールシーン?!寝ぼけていたので、まだ試合まで時間があるからユーロ2000の決勝のVTRでも流しているのかと思ったら・・・!そう、開始時間を間違えていた。( ̄□ ̄;)ガーン・・・
3位決定戦は4時キックオフだったので、てっきり決勝もそうだと思い込んでいました。
一度3時前に起きているのに・・・ものすごく損した気分。o(T△T=T△T)oジタバタ
そんなわけで前半はまるまる見られませんでした。

気を取り直して後半から見たものの、ほどなくビエラが故障で交代。
ビエラは攻守にわたってフランスを支えてきた、大黒柱といってもいいくらいの選手。
この交代はフランスにとって非常に痛かったと思う。
引き気味のイタリア、攻撃のフランスのような展開で、一見フランスが押しているようにも見えるものの、決定的なチャンスはなかなか訪れないところをみると、これがイタリアペースの試合なのかもしれないとも思う。カテナチオはやはり頑強だった。
結局、後半〜延長前後半ではゴールシーンは見られず、PK戦をイタリアが制した。
ユーロ2000の借りを返したイタリアが24年ぶりの優勝を飾る。

さて、気になるのはジダンの退場劇だ。マテラッツィに何かを言われたことは間違いないようだが、その内容はいろんなうわさが立っている。実際にどんなことを言われたにせよ、頭突きは退場行為に間違いないが、最後の代表戦・それもW杯の決勝という大舞台を棒に振ってしまうというのは、よほどのことと思われる。近日中にジダンが発表するとの話もあるので、注目してみたいと思う。
それにしてもこの件が、各テレビ局のニュース(スポーツコーナーではなく)で取り上げられていたのはビックリした。

何はともあれ、4年に一度の大会は幕を閉じました。
始まる前は1ヶ月もある、と喜んでいましたが終わってみるとあっという間の1ヶ月でした。
優勝候補をあれこれ考えている時間が、一番楽しかったように思います。
今後もサッカー関連で何かあったらご紹介していきます。
posted by 管理人 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月07日

イタリア−フランスで決勝!

ワールドカップもいよいよ大詰め。
ベスト8のメンバーを見たときは、南米2強で決勝かと思いましたが、全然はずれました。(;^_^A
決勝はイタリア−フランスという組み合わせとなりました。

イタリアは、伝統的な堅守に加え強力なストライカーを擁して前評判も高く、優勝候補に挙げていた人も多かったと思います。
実はイタリアには12年周期の法則という、1970年から12年おきに決勝に進むというジンクスがあり、イタリアファンの間では今年は決勝まで行くのは当然といった雰囲気だったんだとか。確かに今年のイタリアは強いです。
そして、ワールドカップ直前に飛び込んだ、セリエAを騒がしている不正疑惑の件も、逆境に打ちかとうというチームの団結につながっているように思います。

フランスは今大会前評判があまり高くなく、グループリーグでも2戦が終わった時点で2引き分けと、グループリーグ敗退も危惧されるほどでしたが、トーナメントでスペインを破ってから波に乗った感があります。
フランスというと、ちょうど1年くらい前ですが、新幹線で隣になったフランス人に声をかけられ、話をする機会に恵まれました。
これはサッカーの話のチャンスとばかりに、当時ワールドカップ予選の最中だったフランスの調子を聞いたところ、少し悲しそうな顔で「ダメです・・・」と言っていたのを思い出します。当時は、グリープリーグでも顔を合わせたスイスや、アイルランドなどの強豪と同じ組で、かなりの苦戦を強いられており、予選突破も大変な状況でした。(そのころは、ジダンが復帰するとかしないとかの噂が立っていたころで、今振り返ってみるとジダン・マケレレ・テュラムの復帰はいかに大きかったことか。)
しかしながら、今や1年前とは状況はまったく一変しました。優勝候補筆頭のブラジルをも破り、強いフランスが帰ってきました。フランス人は2000年の欧州選手権と同じカードの決勝を、同じ結果で終わることを待ち望んでいることでしょう。

そんなわけで、決勝は新幹線で話をしたご縁で、フランスを応援します。
堅守のイタリア相手ですが、アンリにはたくさん得点してもらいたいですね。
ジダンは選手生活最後の晴れ舞台を、ぜひ優勝で飾って欲しいです!
posted by 管理人 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする