2006年08月12日

ムロランワニシボルトマン「ボルタ」

ムロランは室蘭市、ワニシは輪西町のことで、鉄のまちである室蘭市輪西町にて、ネジで作られる人形「ボルトマン」を作っています。この「ボルトマン」は愛称「ボルタ」と呼ばれ、今や室蘭を代表する人気者です。販売されるやいなや、たちまち売切れてしまうとか。

鉄の町として有名な室蘭も、石油ショック前と比べて人口は半減といえるくらいに減少しているそうです。
そこで、市民団体「てつのまちぷろじぇくと」が多くの人に観光に来てもらおうと、地場の産業である鉄を使って芸術作品を作り始め、そしてこの「ボルトマン」シリーズが生まれることになります。

なんとも愛らしいこの「ボルタ」は現在30種以上が販売されていますが、月一のペースで新しいバージョンを5種類ずつ増やしており、最終的には100種類にもなるとのことです。
また、この夏は室蘭市のジャズライブに来場されるかた限定で、ジャズバンドバージョンも販売される予定だとか。
(すでに「ボルタ・ジャズクインテット」の予約受付は終了しています。)

言葉で紹介するよりも、ボルタの写真がたくさん載っているサイト北海道室蘭市発 ボルトとネジのフィギア「ボルタ」をご覧ください。癒し系のポーズ一つ一つにストーリーがついており、写真を見ているだけでも和みそうで、いい味がでている逸品です。

なかなか北海道まで行く機会がないですが、一度は手にとって見てみたいものですね。
北海道に友達がいるんで、今度買ってきてもらおうかと思っています。
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2006年08月02日

オシム監督

osim00.jpg

「オシムの言葉」だいぶ話題になりましたね。私も読みました。
本を読む前は、タイトルからジェフ千葉のサイトにあるような、日本に来てからのオシム語録をたくさん取り上げ、それを解説するような本かと思っていました。

 ジェフ千葉サイトの「オシム語録」

この「オシムの言葉」はオシム語録だけではなく、日本に来る前から現在に至るまでのオシム監督のサッカーに対する信念や考え方・人間性などを、オシム監督の言葉を通して伝えている本です。

特に、国家が崩壊に向かって行く中での旧ユーゴスラビアの代表監督を務めており、さまざまな困難、というより異常事態に遭遇しています。
例えばマスコミに対して。民族対立が激しくなる中、マスコミは自分の民族の選手を使え使えと言ってくる。そんな中でもオシム監督は、各マスコミの批判をものともせず自分の信念を貫いていく。逆にW杯のリーグ戦という舞台で、マスコミの言うとおりにメンバーを組んでわざと負け、うるさい外野を黙らせてしまうといった有名な話もでてきます。(その他にもいろんなエピソードがでてきます。)
このような過酷な体験を持っているからこそ、オシム監督の言葉には重みがあるのでしょう。

日本代表のメンバー選考はかなり迷っているようですが、4日に決まるようですね。当初のメンバーはドイツW杯のメンバーが中心ではないかといわれています。しかしながら最終的なメンバーは、ドイツW杯とは全く違うメンバーになるでしょう。90分間走れるプレーヤーや、若手でこれからどんどん伸びる可能性のある人が中心になると思います。

ところで、今回はジェフ千葉との契約問題がありましたが、協会は以前から指摘されている通り、Jリーグの開催時期を検討するべきでしょう。今回の問題はともかく、欧州リーグやW杯に日程を合わせない限り、選手の海外移籍の問題が出てきます。本当に強い日本を作るために、柔軟に対応して欲しいです。などと、考えていたらオシム監督もそう思っていたようで、Jリーグ側に要望を出していました。そして、Jリーグサイドも前向きに検討するとのコメントを出しているようです。

開催時期が現在のようになっているのは、「冬の寒冷地での試合は大変」というのが一番の原因のようです。しかし寒冷地のチームやサポーターも、自分のチームだけでな日本代表全体が強くなっていって欲しいと願っているはず。海外移籍=強くなる、とは限らないかもしれませんが、少しでも強くなる可能性のために、できるだけ壁は取り除いた方がよいと思います。冬期休暇を長めに取るなど、いろいろ解決方法はあると思いますので、ぜひ実現して欲しいと思います。
posted by 管理人 at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする