まずは地球環境も考え合わせれば、今後はいかに効率よく、あまり使わずに走れるかを考えるようにするべきでしょう。そこで何とか少しでも節約できないかと、省エネ走法を探してみました。
JAF「誰にもできるエコテンドライブ」
結構目からウロコの話が載っています。
荷物を取りに行くときなど、ついついエンジンを付けっぱなしで車を離れることもしばしば。
5秒以上アイドリングするよりも、アイドリングストップしたほうが燃料消費が少なくなるとのことなので、車から降りる場合は無条件でエンジンを止めるべきでしょう。今後は注意します。
ただ信号待ちや踏み切り待ち時は、後続車もいるので、ケースバイケースといえそうです。
また、発車時のスロースタートも気をつければできることですね。一人で乗っているとついついアクセルとブレーキを何度も踏んだり離したりしてしまいますが、少し気をつけるだけで燃費が良くなるなら、実践しない手はありません。実際にやってみましたが、やさしい運転になっている感覚で、同乗者は静かな運転に思うのではないでしょうか。もちろん、あまりにそっち方面に気を配りすぎて、急ブレーキが遅れて事故を起こしては元も子もないのでご注意を。
その他も言われてみれば、がたくさん載っています。できることをするだけでも、何もしないよりは確実に燃費は良くなると思いますので、ぜひ実践してみてください。
さて、ガソリン代の価格についてですが、石油情報センターにて、全国の製油製品の市況調査が出ています。
県によっては10円近い差が出ているところも。
もちろん同じ県でも場所によって違います。競争の激しいところではかなり安いところもあるようです。
近所のスタンドが安ければいいのですが、そうでない場合は?
というわけで、ここでちょっとした問題を。
Aさんは車を主に通勤や買い物などに使っています。
近くのガソリンスタンドX店は会社からの帰り道や、買い物帰りに寄れるでよく利用していました。
ところが自宅から約5km離れた郊外に、新しいガソリンスタンドY店が、X店より3円安い値段で参入してきました。
Aさんの車の燃費は1リットルあたり10kmとして、ガソリンは40L入れるとすると、どっちに行った方がお得でしょうか?
但し、X店は帰り道に寄れるので行くまでのガソリン消費はナシ、Y店に行くには片道5kmなので往復10km、すなわち1L分を消費するので40L分の価格で、39Lしか使えないものとして計算してください。
仮にX店のガソリンを1リットル100円として計算してみると、
X店 1リットル100円
Y店 40L*97円=3880円
3880円/39L 99.487・・・
あれ、約99.5円ですか。それでも0.5円だけでもまだ安い???
先ほどの石油市況の価格帯は大体1リットル140円〜150円です。(2006年9月時点)
140円・150円で計算をしてみると
X店 1リットル140円
Y店 40L*137円=5480円
5480円/39L 140.512・・・
X店 1リットル150円
Y店 40L*147円=5880円
5880円/39L=150.769・・・
つまり、3円安いくらいならほとんど変わらないどころか、へたをするとかえって高くなってしまう恐れもあります。ガソリン自体が高くなっているという事実をお忘れなく。
(注意:上記計算は机上のものです。いくら近くでも毎回帰り道に寄れるとは限らないし、交通事情によっても違いますので、あくまでも参考としてお考えください。)
ガソリンは価格もそうですが、できるだけ消費しないようにすることをオススメします。
価格が高くなればなるほど、ガソリンの価値が高くなるので、消費を抑えるのが最も効果的です。
また、地球環境の面からも省エネルギーを考えた方が良いでしょう。
ちょっとしたことで燃費が良くなるエコテンドライブ、いきなり全部は難しいかもしれませんが、少しずつでも取り入れていく価値は十分あると思います。