2006年12月28日

来年もよろしくお願いいたします。

今年も早いもので、あとわずかとなりました。
私はというと、ネットショップを始めて1年あまりになりますが、お客様のご要望にきちんと答えられたのか、と少し不安な1年でもありました。

当店の営業は、本日28日午前中を持ちましてお休みとなります。
営業開始は1月5日(金)になります。

皆様におかれましては、本当にお世話になりました。
来年も【WAI'S TOOL】をよろしくお願いいたします。
それでは、よいお年を!
posted by 管理人 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

鍛冶道場にて、割込の竹割ナタをつくる

先月、昨年に引き続き鍛冶集団のかたがたのご指導のもと、鍛冶道場にて刃物づくりに参加した。昨年は鋼付の鯵切をつくったが、今年は割込の竹割ナタ。今までナタづくりの仕事も見たことがなかったので、ナタの割込はどのようにつくるのか全く知らない状態からの体験となった。

まず、土台となる生地の鉄を形作り。鉄を真っ赤に熱して、タガネやハンマーなどで成形していく。割込部分はどうやるのかと思ったら、タガネとハンマーで少しずつ真ん中に溝を掘っていく。この溝がきちんと真ん中に来るようにしながら、鋼材がある程度入るくらいの溝ができるまで(横から見るとY字型のようになるまで)溝掘りを繰り返す。これができあがると、いよいよ鋼の鍛接へ。

溝部分に鋼材を入れホウ酸などをつけたものを高温のガス炉で熱し、かなりの高温になったところでハンマーで叩いて付ける。このときの鋼付がキチンとできてないと使い物にならなくなるので、「素早く、しっかりする必要がある肝心な部分だよ」と先生よりアドバイスをいただく。ところが前の人を見ているとかなりの高温のため、叩くと火花が派手に飛んでいる。自分の番になりおっかなびっくりやっていたら、後になって鋼がうまく付いていない部分があることが判明。初めから作り直しかと思いきや、先生によるとっておきの裏技のおかげで、無事復活を果たした。

グラインダー・サンダーでナタの形に仕上げていき、サンドブラストをかけ表面をきれいにすると、いよいよ焼入れ焼き戻しへ。

焼入れは水焼きと油焼きの両方が可能。この違いは、熱した後に水で急冷するか油(もちろん冷たい)で冷やすかの違い。去年の鯵切は水焼きだったが、今回のナタは厚みがあるため、水焼きすると割れる恐れがあるという。もちろん割れたら一からやり直し。周りはニヤニヤしながら水焼きを薦めるが、小心者の私は迷わず油焼きを選択。実際には水焼きの方があとあと良いらしい。

自分の番になり、ナタを熱していく。よさそうな温度になると磁石を近付ける。磁石が付くうちはだめで、付かなくなったらOKだ。OKの時にゆっくりしているとナタの温度が変わりおかしくなるので、素早く冷やさなくてはならない。また、刃の部分は均一な温度にする必要がある。もちろん焼きが入ってないところがあってはまずいからだ。今だ、と先生からGOが出て、油で冷やす。(ジューッ)無事に焼入れを終了!

焼き戻しもすませ、刃を研ぎにかかる。ところが、研ぎ始めてすぐに狂いを取っていないことが判明。焼入れ焼き戻しをすると、熱処理前はまっすぐであっても曲がってしまう。この曲がりを「狂い」などという。これをまっすぐ直すのが「狂い取り」。さて、よくよく考えると去年もこの狂いとりはしたハズ。ものの見事に忘れてしまっていた。先生から狂いを取ってもらい、刃を研ぎにかかる。ひたすら研ぐもののなかなかうまくいかず、結局先生に助けてもらった。

先生の力を少し、いやほとんど(?)借りてしまったものの、何とか1日がかりで竹割りナタの完成にこぎつけた。モノを作り上げる、というのはやはりおもしろい。

www 496.jpg
posted by 管理人 at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | モノを作る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

ボルタ君がやってきた!

気がつけばはや12月。今年もあっという間でした。
あれっ、そういえば11月は一つもブログ書いてないや・・・!Σ( ̄□ ̄;)
その分、12月は多めに書きたいと思っておりますが、もう幾日もなかったり・・・(;^_^ A フキフキ

ムロランワニシボルトマン、通称ボルタ君が我が家にやってきました。
11月より、ふるさと小包にて全国発売を開始したのです。なかなかの人気だとか。
まずは、どのような段取りで手に入れたかをご報告。

ふるさと小包は郵便局にて取り扱いを行ってるものの、このボルタ君の申込書が置いていない郵便局もある。置いてあれば問題ないが、地元の郵便局にはありませんでした。

そこで「東室蘭郵便局」[TEL 0143-44-3341]に電話してみる。(ちなみにてつのまちぷろじぇくとでも問い合わせOKのようです。)
ボルタ君が欲しい旨を伝えると、パンフレットと郵便局の払込票を送ってくれるという。

しばらくしてパンフと払込書が届く(北海道からなので、場所によっては日にちがかかるでしょう)。
こちらはパンフ。

www 187.jpg

販売セットの内容は2種類。Aの楽団セットと、Bのサッカーセット。
どちらもボルタ君5体で郵送料込で3,000円。

払込書に必要事項を書く。ご注文お届け先の番号欄はA(楽団)かB(サッカー)かを記入するところ。
このお届け先、なぜか記入欄が2つあるのだ。1枚で2箇所に送れる、ということだろうか。両方購入するつもりだったが、番号欄はかなり小さい。どうすればよいか電話で聞くと、左にA・右にBを記入し、右の住所氏名欄は「同左」でOKだった。
そして待つこと1週間・・・・・

届きました!郵便局のエクスパックで送られてきます。
さっそくあけてみると、ダンボール箱の中からボルタ君が登場!

A楽団セット

www 176.jpg

Bサッカーセット

www 171.jpg

個人的には楽団セットの方が変化があって好きです。
セットの中にはオマケとして、ボルタ君の絵葉書が1枚ずつ入っていました。

www 0001.jpg

それにしてもうわさどおり愛嬌あるボルタ君。
ストラップみたいに持ち歩けるといいと思うんですが、いかがでしょうか。
posted by 管理人 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる商品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする