今年は30周年という節目にあたり、従来の1.5倍の広さで、900コマを超える過去最大の出展にて開催されました。13日の土曜日に行ってきたんですが、さすがに人が多かったですね。
そのホビーショーにて、個人的に気になったものをご紹介いたします。
一つは樹脂粘土の「すけるくん」というもの。ホビーショーの「経済産業省製造産業局長賞」という賞を受賞していました。柔軟性があるため薄くしても折れにくく、また透明度が高いので、今まで作れなかったものが作れるというものです。例えばバラの花びらなど薄く複雑な形状のものもOKです。薄いものを作ると向こうが透けて見えるこの「すけるくん」は、専用のコート液を塗るとさらに透明度がアップするというスグレモノです。帰ってから試そうと、お試し版を買ってきました。
てっきり新商品だとばかり思い込んでいたらそんなことは無く、Googleで検索するとおいおい・・・100万件ヒットってことはもうすでに世の中に出まくっていたんですね。知らなかったのは私ぐらいだったようです。(;^_^A ・・・こういう素材関係はホントうといんです。
もう一つは、パーチメントクラフトです。厚めのトレーシングペーパーに絵や色を付け、エンボスを施し、穴あけ加工をすることで、レースの風合いのペーパーアートに仕上げていくものです。エンボスとは文字や絵柄などを浮き彫りにする加工を指します。(パーチメントクラフトについてはこちらもご覧ください。)ちょっと見ただけなのですが、すばらしいものができあがっていました。
ところで、パーチメントクラフトに限らず、こういう紙製品は保存するときはどうしているんでしょうか?何かうまく保存する方法があるのでしょうか。ご存知の方がいましたら教えてください。
当日は朝から雨が降っていたんですが、会場はすごい熱気でした。この会場の模様を写真で撮ろうと思っていたら、よく見ると撮影禁止の文字が。こういう会場では大体だめですね。仕方がないので帰り際に看板だけ撮ってきました。
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