2006年06月12日

「まゆ」を使ったクラフト

W杯、いよいよ今日は日本−オーストラリア戦です。がんばれ日本!


「まゆクラフト」をご存知でしょうか。
先日新聞を見ていたら、「まゆクラフト」の記事を見ました。(読売新聞の新潟県内のページにて)

新潟県の北東部、山形県に近い朝日村は、新潟県一のまゆの産地。
最盛期は年間100トン近いまゆを出荷していたそうです。
しかし製糸業界の低迷や、安い中国産の生糸の輸入などにより、生産量は年々落ちていくようになります。そんななか朝日村養蚕婦人部では、山形県天童市で「まゆクラフト」をやっていることを知り、作り方を教わります。

当初はこの「まゆクラフト」を楽しむだけでしたが、おりしも「朝日村みどりの里(道の駅朝日)」に物産会館がオープンすることになります。そこで、特産品であるまゆを使った「まゆクラフト」の製品を販売したいと提案、この物産会館の中に売り場を作ってもらえることになり、19人のメンバーは名前を「まゆの花の会」としてスタートを切りました。

その後、昭和63年の「家の光」の大会で農林水産大臣賞、平成4年の「まゆクラフトコンテスト」でグランプリを獲得など、大きな賞を受賞し着実にその名を知られるようになります。
現在は月の売上が100万円を超えることもあり、物産会館内の「シルクフラワー製作工房」を拠点として活躍されています。また、製品の販売ばかりでなく体験教室を開いたり、地元の小学校の総合学習に協力したりといった活動もされています。

朝日村シルクフラワー製作工房(ネット販売もあります)

特集−朝日村まゆの花の会

第17回まゆクラフトコンテストの模様(残念ながらコンテストは今年で最後のようです。)
posted by 管理人 at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | クラフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック