超カンタン!な手作りでできる望遠鏡のキットです。
この「こども望遠鏡」のキットは、4種類の長さの筒・大小のプラレンズ・レンズ取付け用の紙2枚・A4用紙1枚がセットになっています。
使う道具は、「はさみ」と「セロテープ」があれば作れます!
絵や色を塗って、世界で1つだけのオリジナル望遠鏡を作るのもいいですね。
作り方は、ていねいに取扱説明書の書いてありますので、心配はいりません。
A4用紙を切るところでは、切り分けた2つともに使いますので、うっかり小さいほうを捨てたりしないようにご注意ください。
ピントを合わせるスライド部分は約6〜7cm程度ですが、十分にピントは合います。
出来あがり写真
この望遠鏡はケプラー式と呼ばれるもので、像はサカサマに映ります。
星を見るにはあまり問題ないかと思いますが、双眼鏡の代わりにはなりません。
取扱説明書には望遠鏡の倍率についての説明もありました。
ふむふむ・・・望遠鏡の倍率は対物レンズの焦点距離を接眼レンズの焦点距離で割れば出てくる・・・と。このキットでは、それぞれの焦点距離を入れて計算すると、220/46=4.78 となり、倍率およそ5倍の望遠鏡が出来るそうです。
この「対物レンズ」と「接眼レンズ」はなんとなく字から想像できそうですが、焦点距離って何だったっけ?とか、どうしてこの望遠鏡はサカサマに映るのか?など、望遠鏡のしくみはなかなか作るだけではわかりませんよね。
しかし、そんなときはYAMACAさまが運営されている、こちらのサイトを見ればスッキリ納得!
星を見る道具の工房
望遠鏡の基本的な原理がていねいに解説されています。
作り方も「こども望遠鏡」と同じ原理の簡単なものから、超本格派仕様の望遠鏡まで掲載されており、望遠鏡の情報が満載のサイトです。ぜひ一度ご覧になってください。
最後に「星を見る道具の工房」さんのサイト内にある注意書きを掲載いたします。決して事故の無いように、特にお子様と工作する場合は十分にご注意ください。(以下引用部分です。)
<注意>
レンズや望遠鏡を通して絶対に太陽をみないでください。
目を傷め、最悪の場合、失明の危険さえあります。
お子様に工作させる場合には、虫めがねで黒い紙を焦がせて見せ、なぜ危険であるかを説明してあげましょう。
理由もいわずに禁止すると、必ずやってしまうのが子供というものですから。