2006年10月26日

ユーロ2008予選が進行中

ユーロ2008とはサッカーの欧州選手権と呼ばれる大会で、W杯と同じく4年に一度開催されます。ヨーロッパではかなり重要な位置づけの大会となっており、2008年はオーストリア・スイスの共催で行われ、すでに予選は始まっています。前回のユーロ2004ポルトガル大会は、ギリシャが初優勝を飾りました。

オーストリアと共催するスイスは、このユーロ2008に向け選手の育成に力を入れてきました。10年ほど前からユース育成システムを作り上げ、早いうちから有望な強化選手を指導する体制をとってきました。金銭面でも、スポンサーにスイスの大手銀行がつき、体制は万全。このシステムは着実に成果を上げ、2002年にU−17で欧州王者になるなど素晴らしい成績を挙げるようになり、これらユースで活躍した選手の多くがA代表に入るようになってきました。

先のW杯では平均年齢25歳4ヶ月で、ガーナに次いで2番目に若いチームでした。そのW杯では準優勝したフランス相手に予選で堂々と渡り合い、ベスト16でウクライナに敗れはしたものの失点0で大会を終えています。スイスには誰もが知っているような超有名な選手こそいませんが、チームとしての強さはかなりのもので、ユーロ2008本大会でも間違いなく台風の目になるでしょう。

さて、そのユーロ2008ですが現在予選が進行中。
順位及び対戦成績はこちらを見てください。

ワールドカップのデータベースより
ユーロ2008成績表と対戦日程

優勝候補が大変なコトになっているグループもあります。

実力的にかなりの激戦区と思われるのはスペイン・スウェーデン・デンマークが集まるグループF。大本命スペインが1勝2敗と苦しいスタート。9月にスペインを破った北アイルランドは、W杯の予選でもイングランドから勝利をあげており、かなり不気味な存在。現在首位に立つスウェーデンはもちろん、デンマークも手ごわい敵でこのグループは全く予断を許しません。

イタリア・フランス・ウクライナが集うグループBでも、現在スコットランドが首位に立つ大混戦。イタリアの不調が少し気がかり。W杯の優勝・準優勝国で順当と思いますが、果たして・・・。

ひそかに気になっているのがグループE。イングランド・クロアチアのW杯出場国で決まりのようですが、ここにはロシアが。そう、ロシアの監督はあのヒディング監督!今はまだ下位ですが、今後何が起きても不思議はないグループと言えそうです。

まだ予選は始まったばかり。予選は来年の11月まで続きます。
本大会にはどんな顔ぶれが出揃うのか、今後も目が離せません。
posted by 管理人 at 19:21| Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

サッカー欧州選手権(ユーロ2008/EURO)
Excerpt: サッカー欧州選手権(ヨーロッパ選手権)とは、 欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するヨーロッパの ナショナルチームによるサッカー大会だ。
Weblog: 欧州サッカー|ヨーロッパサッカー情報
Tracked: 2007-04-10 14:00